「世界から批判が殺到」との記事を見て、主要国の報道を調べてみたところ、残念ながら国際的には大きな批判は見受けられませんでした。確かに件の記事の内容は「インスタのコメント欄」での批判という内容ですが、 それをもってタイトルに「世界から批判が殺到」というのはどうなんでしょう?
ここでは不正の有無についてはひとまず置いて8/4時点での各国報道の反応をお知らせします。
パリオリンピック 柔道団体戦に対する各国の反応
アメリカの報道
アメリカの主要なスポーツメディア、例えばUSA JudoやNBCは、パリオリンピックの柔道競技に関する記事を多数掲載しています。これらの記事では、選手たちのパフォーマンスや試合結果について詳しく報じられていますが、判定や試合運営に対する批判的な意見は特に見当たりません。
ヨーロッパの報道
EurosportやBBCなどのヨーロッパの主要メディアも、柔道団体戦について詳細な報道を行っています。これらの記事では、地元フランスの選手たちの活躍を称賛する一方で、日本や他国のチームについても公平に取り上げています。不公平な判定に対する具体的な批判は見受けられません。
中国
中国の報道では、試合の結果について詳細に報じられているものの、審判の判定に関する具体的な批判は見受けられません。CCTVなどのメディアは、中国チームのパフォーマンスと他国の競技者の成果を報じています。
韓国
韓国メディアも、試合の結果を中心に報道しています。特に韓国の選手の活躍や競技の模様を詳しく伝えている一方で、日本のメディアで見られるような審判の判定に対する批判は特に見られません。
日本
一部のメディアがデジタルルーレットについての疑問を報じています。
オリンピック公式サイト
オリンピックの公式サイトでは、柔道競技全般に関する詳細な情報や試合の結果、選手のプロフィールが掲載されています。公式サイトの報道でも、試合の公正性に関する批判は取り上げられていません。
まとめ
柔道団体戦、日本人としては不満が残る疑惑の数々ですが、必ずしも世界はそう見ているとは言えません。あたかも国際社会が日本に加担して不正を糾弾しているように錯覚させる報道はナンセンスです。
そんなことで溜飲を下げるよりも立派に戦った選手の皆さんを称えましょう。
ちなみにバスケットのフランス戦での判定は、国際的に一定の批判が見受けられました。
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